2017年 06月 13日
宇美八幡宮(糟屋郡宇美町)・2
宇美八幡宮のもうひとつの「森」です。
応神天皇の産着を掛けたといわれる「衣掛の森」。
こちらも樹齢2000年以上。
どちらも出産の折に触れた木ですから、同じくらいの樹齢なのは当然ですね。
この大楠は湯蓋の森以上の「森」ぶり(笑)。
色々なものがこの中で息づいているようなパワーを感じます。
中のウロがすごいです。
反対側の様子。
初めて見たときは衝撃で固まってしまいました。
この表情・・・
言葉になりません。
写真だけでも伝わってくるとは思いますが、実際に見ると桁違いの迫力です。
老練というか、何事にも動じないというか。
凄い木です。
たかだか半世紀近くしか生きてない私が言葉にできるものではありませんね。
助産師の神様として祀られている湯方の社。
たくさんの子安の石が奉納されています。
説明書きもありました。
その裏の方にも注連縄が張られた子安の石の場所がありました。
こちらも奉納場所ではあるのでしょう。
女性たちの切なる思いが漂っているようです。
御神水の産湯の水。
衣掛の森の裏手の階段を下ったところにあります。
ひっそりとした雰囲気。
石の底から水が湧き出ています。
じっと見ていると吸い込まれそうです。
パワーストーンのブレスレットのお浄めをしようかと思ったのですが、英彦山の方の御神水で浄めているので、今回はやめておきました。
二つの御神木だけではなく、ここにはたくさんの数の楠が立ち並んでいます。
それぞれがとても大きく、素晴らしい木です。
そんな中のひとつ。
いつも気になっていて必ず挨拶をしに行く木です。
中は空洞。
でもしっかり生きています。
中を見ると焦げたような跡があるので、落雷にでもあったのかもしれません。
すごい生命力です。
突き抜けた穴から空がみえました。
なんて力強いのでしょう。
中身を削がれても、これほどの力を保っているのです。
私たちはそんな木たちにもっと畏敬の念を持たなければならないのでは、と思います。
御朱印です。
前回いただいたときはこんなステッカーは貰いませんでしたが、今日はいただきました。
宇美八幡宮のシンボルですね。可愛い(^^♪
今、来年行われる聖母宮式年大祭にむけて、ご本殿のお屋根の葺き替えや修理工事が行われています。
聖母宮御神像の25年に一度の御開帳だそうです。
御朱印の右下のシールはその大祭のためのものなのですね。
宇美八幡宮では、修理費用のご協力を呼びかけています。
http://www.umi-hachimangu.or.jp/gohosan/
宇美八幡宮