2017年 06月 18日
廣久葛本舗(朝倉市秋月)
カテゴリ違いかもしれませんが、一応軽食をいただけるようになっているので「喫茶・カフェ」にしました。
「廣久葛本舗」
九州産の本葛粉を扱っているお店です。
葛では有名な吉野葛がありますが、九州に住んでいるのでしたらやはり地元のものを使うのがベスト。
きっと、より身体に合うと思います。
かなり高価なので気軽に使えるか、と言えば決してそうではありません。
けれど、良いものを少しずつ、でいいのです。
そう考えるとできないこともないなぁと。
そしてここの葛粉は結晶の大きさが全然違うのです。
塊が大きいということは陽性度が強いということ。つまり、身体を温める力がより強いということです。
ですから少量しか食べなくてもお腹をしっかりと温めてくれてそれを保ち続けてくれるのです。
すばらしーい!
廣久さん、夏の装い。
春はというと・・・
桜色でした。
さすが桜の名所、秋月。
店内。
お座敷の真ん中あたりに、よく番頭さんが座っているような一角が。
時代劇でよく見る~!(笑)
昔は常にそこにお店の人が座って商売をしていたのでしょうね。
上に上がる階段でしょうか。
引き出しがあり、収納できる棚になっています。
そして整然と並んだ葛湯。
キレイですね。
小豆、黒糖、抹茶など、5種類の葛湯が売られています。
展示物もあり。
・・・というか、昔の人ってこんな鎧を身に着けて戦ってたのでしょうか???
重くないですかねぇ。(とくに兜)
これじゃ振り向くときとか大変でしょうに。
敵を倒す前に頸椎をどうにかしてしまいそうなんですが。
葛切りを始めとする軽い葛料理をいただけるスペースがあります。
葛もち、葛そうめん、葛切りぜんざいなどなど。
葛切りです。
乾燥の葛切りも店頭で売られていますが、これは生。
注文を受けてから作られるそうで、お店でしかいただけないのです。
黒蜜につけていただきます。
桜の花の塩漬けが可愛いですね。
とても柔らかくてのど越しが良くて美味しかったです。
ずっと来たかったお店ですが、4月にやっと初めて来ることができました。
今回で2回目。
これからも足を運びたいお店です。
こちらの葛湯は約半年、葛粉は5年の賞味期限があるとのこと。
期間の長さにびっくりです。
廣久葛本舗