2017年 09月 01日
鷲峰山高台寺(京都市東山区)
八坂神社からテクテク歩いてきて、この台所坂を上っていくと、高台寺があります。
緩やか~(でもしんどい)・・・な坂。
坂の上には山門。
拝観時間は9:00~17:30(17時受付終了)、拝観料は大人600円、中高生250円。
拝観券を買う窓口の隣りに御朱印受付の窓口があります。
秀吉の妻ねねが、秀吉を弔うために建立したというお寺。
ねね自身もここに眠っています。
あちこちに庫裡や茶室などの小さな建物がたっています。
方丈(本堂)の前庭。
美しい砂の庭です。
デザインの面白い盛り砂。
季節によって現代アートの展示会場にもなるとか。
(詳しくはこちら)
有名な庭園。
作られた400年前とほぼ同じ状態を保ったままだそうで、ねねが実際に見ていた姿だそうです。
400年もの時を超えてその時代の人と同じものを見ることができるなんて。
ロマンですね~~。
廊下の真ん中辺りの屋根がついているところは、観月台と言って月をみるところです。
屋根がついているので雨降りでもお庭を眺めることができたのですね。
臥龍廊。
その名の通り、龍が横になっているかのような長い盛り上がった廊下です。
現在は立ち入り禁止。
ねねの眠る霊屋(おたまや)。
(堂内は撮影禁止)
神様として祀られたかった秀吉のお墓がある豊国神社の方を向いて立っているそうです。
秀吉への愛情を感じます。
堂内向かって右に秀吉の像、左にねねの像が鎮座していました。
ねねは、像の約2m下あたりに土葬されているそうです。
ガイドの方が常駐してあり、霊屋について、そしてその中に施されている蒔絵について詳しく説明してくださいました。
臥龍廊、上から見た図。
開山堂というお堂に繋がっています。
霊屋のやや上の方にある、傘亭と時雨亭。
こちらは時雨亭。
二階建ての茶室だそうです。
傘亭。
天井がまるで傘のようだからです。
居心地良さそう。
風通しも良さそうです。
写真だけ見ると、中でゴロンと横になりたいくらいですが、実際はめっちゃ暑かった・・・
身体中の水分、なくなりそう(笑)。
現代アート?
いきなり龍の頭です。
高台寺の駐車場。
その先に観音像がありました。
霊山観音様です。
(拝観料200円)
高台寺御朱印。
9月30日まで、高台寺方丈内で百鬼夜行の絵巻が公開されています。
さまざまな付喪神の絵や、地獄絵図など、迫力ある絵が間近で見られました。
当時は絵筆だけの絵ですが、生き生きとしていて素晴らしかったです。
鷲峰山高台寺