2016年 11月 29日
内野の大銀杏(飯塚市内野)
飯塚市内野。
内野と言えば、江戸時代、旧長崎街道の宿場町として栄えた町です。
今もその風情がしっかり残っていて、観光客が訪れています。
そんな内野の有名な大銀杏。
見ごろを過ぎてないといいけど。
遠くからその雄姿が見えています。
うーん・・・
もう葉っぱが落ちかけているのかな。
まだ「ちくほまち」だったときのマンホール!
看板に案内されて、農道のような道をテクテクと。
見えてきました~~~!
大きいです!
いや、大きいけど。
黄色!黄色!黄色!
大きさより、この鮮やかな黄色に圧倒されました。
なんて美しいんでしょう。
葉っぱが落ちかけているかも、とか思ってましたが、むしろその方が良かったようです。
隣りの山茶花までが花びらを落として黄色の葉っぱと混ざり合っています。
樹齢約400年。
周囲は7.6mだそうです。
イチョウの絨毯・・・
これだけ埋めつくされてるのに、まだ枝は黄色を保っています。
ものすごくたくさんの葉っぱなんですね。
敷地内には薬師堂がありました。
イチョウの木の歴史など。
昔の写真を見ると、もう1本イチョウの木が立っています。
その隣の小さな木が、今のこのイチョウの木だそう。
昔は雌雄1本ずつ立っていたとか。
隣りの木は倒されてしまったそうですが、もしまだあればどれほど巨大だったことでしょう。
イチョウの木の周りには養生のためにロープが張ってありました。
写真はすべてロープの外から撮っています。
そこからでも、十分、この木の雄大さは感じ取れます。
この雄姿と美しさをしっかりと堪能できるのは、保存に尽力してくださっている地域の方々のおかげだと思います。
感謝ですね!
長崎街道 内野宿