2016年 11月 13日
青の洞門(大分県中津市本耶馬渓町)
紅葉を見に耶馬渓まで行ってきました。
紅葉もさることながら、ずっと青の洞門に行ってみたかったので、ほとんどメインはそちら。
耶馬渓の町に入ると山々が錦絵のようにキレイに色づいていました。
崖が多くて驚きます。
大きく口を開けた巨人みたい。
特徴的な岩山が見えてきました。
青の洞門の駐車場へ到着。
車やバイクが多いです。
すぐそばの山水茶寮へ。
天然やまいもの山かけそばの文字に目が釘付けです。
皮ごとすりおろしたような感じ。
天然やまいも!!
粘りが全然違います。お箸でもつかめるくらい。
お蕎麦も美味しかったです。
さっそく洞門へ。
この洞門を掘った禅海和尚さんの像。
洞門が作られる前は、人々はこの峰の高い岩壁に作られた危険な道を渡っていたそうです。
どのあたりかはわかりませんが、この荒々しい岩壁です。
人はともかく、牛馬も一緒だったらとても無理ですね。
たくさんの人が命を落としていたそうです。
それを見て心を痛めた禅海和尚さんが、自力で掘り始めたのです。
最後は人も集まり、掘り進められたようですが、最初は大変だったことでしょう。
この岩肌に最初にノミを入れたときはどんな気持ちだったのか。
終わりがないように見える果てしない道のりで絶望したこともあったでしょうね。
このお話は小学生の頃、道徳の時間に授業で教わったような記憶が・・・
ところどころに明り取りの窓が開いているのが見えます。
いよいよ入り口。
ノミの跡です。
中は明り取りの窓があるので明るいです。
最初に開けられた窓。
石碑の字が途中で埋まってる・・・何故!?
これが全て手堀りだなんて。
この目で見ても信じられない!
大きなイチョウの木に見守られて、絵になる光景です。
こちら側にも観光案内所がありました。
戻る途中で見える川の様子。
こんな穏やかな川ですが、昔は水位が上がって危険だったのですね。
この川も豪雨や台風のときはきっと荒れ狂うのでしょうけど。
今はキラキラ輝いてとてもキレイです。
途中、手すりが低いところばかりなので、高所恐怖症の人は怖いみたい。
そうではない私でも時々足が竦みました(^^;
観光の際はお気をつけて~~。
青の洞門