2016年 06月 17日 ( 1 )

九州四十九院薬師霊場第二番札所、医王山 南淋寺に行ってきました。
筑前の小京都と言われる朝倉市秋月を通り過ぎて宮野に入り、国道を左折すると周りは畑や田んぼ。
民家の間の細い道を通って行くと山門が現れます。
(その右隣りに駐車場があります)
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古い!!
山門の向こうの石段に風情を感じます。
古いって、それもそのはず、806年に最澄が開いたお寺なのです。
ご本尊の薬師如来像は最澄が彫ったものと言われています。
国の重要文化財に指定されていて、公開は年に2回。滅多にお目見えできない仏様です。

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石段・・・
お寺には石段はつきものです。
射手引神社の130段の階段に比べればなんてことはありません。(そのはず)
下から見ると、おー・・・と思いましたが、いざ上ってみると息が上がらない程度で到着します。
石段の横にはさりげなく小さな滝があり、涼し気です。
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石段を上がったとたんに目に入った光景。

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整然としてとても美しいですね。
石段を見上げたときとはまた別の意味で、おー・・・と思ってしまいました。
石畳が2つに分かれていて、向かって右が本堂、木々に隠れていますが左側に薬師堂があります。
本堂は閉まっていましたが、まずはそちらにお参りして、薬師堂の方へ。
あんまりキレイに石畳が分かれていましたから、一度戻ってからまた道なりに向かわなければいけないのかなーとか思ったり。
(でも実際は横切りました(笑)

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薬師堂。
本堂とつながっているようです。
先に納経所に行って開けてもらえば良かったのでしょうが、何しろこの日初めてこうやって巡拝をしようなどと思い立ったもので、勝手も何もわからず、とてもそこまで考えが及びませんでした。
春と秋に毎年お大師様の大巡拝が行われていますが、そんなときには開いているのでしょう。
お堂の前にはろうそくやお線香を供える場所もありましたが、火の元は当然ありません。
次回は持参しようと思いながらお参りしました。

こちらは真言宗なので、お薬師様の真言が記してありました。
「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」
これを唱えてお参りします。(お薬師様の真言

お参りの後は境内を散策です。

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これは記念碑、と書かれてありますね。
どなたの像かはわからないのですが・・・開祖の最澄でしょうか。


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鐘楼。
除夜の鐘も突かれるのでしょうね。

写真にはおさめていませんが、境内の周りには八十八の仏様がずらりと並んでいました。
第一番から第八十八番まで。
一体ずつお参りしていくと八十八か所巡拝の代参にもなるのでしょうか。
そんな簡単なものではないとはわかっていますが、素通りできず、一体ずつお参りしてきました。

お参りの後、納経所へ。
御朱印をいただけますか、とお尋ねすると快く受けてくださいました。
文化財の秘仏の公開は、毎年一月の第一日曜日、それと四月八日(花まつり)だそうです。
最澄が彫ったとされる七仏薬師は、所在が明らかなのは五体で、そのうちの二体は福岡にあるのです。
すごいですね。
もう一体は、嘉穂郡桂川町の種因寺に安置されています。
(こちらは12年に一度の公開です)

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無事お参りができましたこと、感謝いたします。

おん ころころ せんだり まとうぎ そわか




医王山 南淋寺
〒838-1302
福岡県朝倉市宮野86
電話:0946-52-0332

http://oyakushi.com/jiin/fukuoka/jiin-02.html
http://www.kyushyu88.com/temple06.php

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by dawn1225aki | 2016-06-17 22:30 | 九州四十九院薬師霊場