胸の観音寺(京都郡みやこ町)・2


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本堂の前に舞台が作られ、巫女さんや神主さん方が座り、いよいよ始まります。
観音経、般若心経、巫女の舞のときの奉歌がプリントされた紙が一人ひとりに配られました。
最初にこの舞の作者である方が前に立ち、挨拶と説明。



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大岩の左奥から巫女3人が出てきて舞を始めます。
巫女の舞です。


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盆(華籠)に乗せた丸い紙のようなものを客席に向かって撒きます。
散華(さんげ)と言います。
ご利益があるのでしょう。
さすがに神事なので嬌声を上げたり、取り合いになったりというようなことはありませんでした。
後から差し上げますので前に出てこないでください、との説明もありました。



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この舞の前にもうひとつ、舞があったのですが、写真を取り損ねてしまいました。
これは、観音様と龍神様、そしてお客さんも参加する楽しい神楽です。

最初に観音様が左奥から登場。
お参りをし、お客さんにお祓いをしてくださいます。



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その後、右の奥の院から龍神様が蝶々に誘われて舞いながら登場。
こちらもお祓いをしてくださいます。


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観音様と龍神様の舞が始まります。



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この後、お客さんの中から6人の人が出て一緒にお参りをし、観音様と龍神様がそれぞれお帰りになって終了です。
龍神様がなかなか帰らず、境内をウロウロと踊りまわる様子が笑いを誘う、ユニークな神楽でした。


神楽や舞が終わると、今度はなんと参拝客が舞うのです。
みんなで輪になって、般若心経で踊ります。
とても簡単。
般若心経でどうやって踊るのだろう、と不思議でしたが、やってみると踊れてしまいました(笑)。
最後はちゃんと「・・・般若心経」で合掌して終わるように作られているのです。
とても感動しました。
きっと昔の人は、お祭りがあるたびに、こうやって踊って踊って踊り明かしていたのでしょう。
土着的な信仰を感じました。

それから祭壇に向かい、観音経を唱和し、大般若経による加持祈祷が始まります。
巫女さんたちが経本を持ち、真言を唱えながら一人ひとりに祈祷してくださいます。
参拝客は、合掌して五鈷杵を持ち、低頭してそれを受けます。
真言はよく聞くと不動真言だったような。
お祓いだからでしょうか。



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悪いところに経本を当てて、そこに風を送ります。
それを浴びると、八百万の神が身体に入り、病や悪を祓ってくださるのだそう。
(大般若経なのに、八百万の神なのですね・・・もうこうなったら何でもアリ)



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私は右肩~腕が悪いので、そう申し出て祈祷していただきました。
トントンとお経を当てられ、風を感じたとき、スッと肩が楽になったのです。
(あ!軽くなった!)とわかりました。
後で友人に聞いても同じように楽になったとのことでした。



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一隅を照らそうののぼり旗が。
ここって天台宗だったのですね・・・



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宗派は違いますが、良い体験をさせていただきました。
参加型の祭典も面白かったです。
信仰っていいものですね。
すがって依存するのはどうかと思いますが、結局人はそこに支えを求めるのではないでしょうか。
神様が見守ってくださる、独りではない、その安心感は人生をきっと楽にしてくれるのではないかなーと。
それが自分で一歩を踏み出していく勇気に繋がれば素晴らしいことだと思います。


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巫女の舞のときの散華と、般若心経の踊りのときに配られた鈴。
この鈴の音色が深くて落ち着いたいい音なのです。

ご利益あるかな~~




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by dawn1225aki | 2017-05-14 21:29 | お寺巡り