2017年 05月 20日
岩屋神社(朝倉郡東峰村)・1
小石原を抜けて宝珠山地区に入り、更に進んだ竹地区というところにある岩屋神社。
今日はそこが目的地でした。
そのすぐそばは、日本棚田100選にも入っている棚田の名所。
せっかく来たので最初にそちらへ。
石組みが美しい約400枚の棚田が広がっています。
まだ田植え前だったので、あいにくの茶色・・・(笑)。
けれど苗の緑で溢れるとどんなにキレイなことでしょう。
田植えの後に行ってみないと!
辺りはトラクターの音とカエルの声だけが響き渡っていました。
毎年6月の第二土曜の夜には、「棚田の火祭り」が開催されています。
田んぼの周りにズラリと竹灯籠が並ぶのです。
灯籠の棚になるのですね~。
竹地区の棚田
棚田を見た後、岩屋神社へ。
棚田の展望台から神社の幟と赤い欄干の橋が見えるので位置はすぐにわかりました。
鳥居の上の方に大きな岩が見えます。屏風岩です。
今はここ一帯は岩屋公園となっていますが、昔はここは修験道の重要な修行場だったそうです。
案内板を見ても周り中岩だらけ。
ここを山伏たちが駆け回って修行をしていたのです。
御祭神は英彦山権現と同じだそうですから、英彦山~小石原(行者杉)~岩屋と繋がっていたのでしょう。
よく見ると下にある葉はユキノシタです。
ユキノシタの花でした。まるで小さなサギのようです。
いつもと違った感じで入ってきました。
友人に教えて、この位置でiPhoneを覗いてみて!と場所を譲りましたが、どう角度を変えても友人のファインダーの中には写らないのです。
後からもう一度同じことがあり、不思議でした。
紫の光はよく写るのですが、この手のは初めて。
さっきと同じようにまた友人にも同じ場所で見てもらいましたが、やっぱり入らないのです。
iPhone6と6sの差かも(笑)。
この向こうに本殿へ向かう急な階段があります。
(また階段・・・・しかも石段)
廃仏毀釈で川に捨てられた石像を村の人が拾ってきてお祀りしたそうです。
けれどほとんど頭が取れたり壊れたりしていました。
さすがにあまり直視できませんでした。
写真では距離感や高さはよくわからないかもしれませんが、ここに立って見ると「エーーーッ」ってまずは思ってしまう高さです。
でも登ってみると案外平気でした。
金毘羅杉も山道と階段、つつじ庵も階段、階段続きだったので慣れたのかも。