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宇美八幡宮(糟屋郡宇美町)・1

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子宝、安産の神社である、宇美八幡宮。
かつて神功皇后が新羅征伐のときに応神天皇を懐胎したまま戦い、その後この地で応神天皇を出産なされたことから、その力強さにあやかり、安産の神様として祀られています。

そこから大分(だいぶ)八幡宮という神社まで山越えをして向かわれたとき、生まれたばかりの応神天皇をショウケ(かごのようなもの)に入れて峠を越えたことから、その峠は「ショウケ越え」と呼ばれています。
私は宇美八幡に行くときはショウケ越えで行きますが、くねくねとまがりくねった山道で、整備されていても運転には気を使います。
昔は舗装も何もされてない山道、それを歩いて越えられたのでしょう。
それも、ショウケに入れた応神天皇を抱いて。
母は強し!!




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この狛犬さんたちを見てハト胸だなぁと思ったのは私だけでしょうか。




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お子様連れの参拝客が何組も来られていたのですが、境内が広いからでしょうか、騒がしくもなく静かでした。



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七夕用の短冊が置かれ、お願い事が書けるようになっていました。
(もう七夕・・・!?)



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拝殿。
ハトもお参り?(笑)
この境内にはハトがたくさんいました。
なんとハトの餌まで売ってあります。
見ると、私が普段主食にしている雑穀たちが包まれてあって、かなり複雑なキモチ。

御本殿は今、屋根の葺き替え工事中でした。



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宇美八幡宮の御神木の大楠。
樹齢2000年を超えるそうです。
この木の下で神功皇后が応神天皇に産湯を使ったということ、そのときにこの大楠の枝が蓋のように覆いかぶさっていたことから、「湯蓋の森」と呼ばれています。
樹勢が良く、一本の木とは思えない雰囲気から「森」と名付けられました。
一本の木を森と呼ぶなんて、名付けた人は素晴らしい感性ですね。
堂々とした風格にピッタリの名前です。




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何処から見ても堂々たる佇まいです。
ハトが枝にとまり、洞の中に入り、自由に周りを飛び回っていました。
まるで母親のように楠がこの地を見守っているように感じました。




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宇美八幡宮




by dawn1225aki | 2017-06-13 22:13 | 神社巡り