2017年 07月 16日
郷膳うさ味(大分県臼杵市)・2
郷膳うさ味・1
かぼちゃ団子の柚子胡椒あんかけ。
黄色のお野菜は、コリンキーという生食でも大丈夫なカボチャです。
生で食べたらぱりぱりとしてとても美味しいのです。
これは軽く火を通してあるとのこと。
火を通したコリンキーは初めてです。
カボチャ団子の中身はねっとりと粘り気があり、面白い食感でした。
柚子胡椒がピリッと効いていました。
火を通すと・・・うん、やっぱりカボチャやね、という感じ(笑)。
お口直しということで。
水なすとブルーベリーのバレンシアジュレ。
デザートなんだかおかずなんだかよくわからない味。
すごく複雑な味です。こんなのも初めて。
下にはオクラのみじん切りも入っていてネバネバ感も。
よく混ぜてお召し上がりくださいとのことでしたが、混ぜるというより、天地返し的にやらないとこぼれそうでした。
水ナスは美味しいですね。
サクサクとした食感が夏にピッタリです。
私はまたしても、このヘラのような、スプーンのようなカトラリーに釘付けです。
手に取ってまじまじと眺めてしまいました。
(けれど食べやすいとは言えないかも・・・・)
次は蒸し物ですが、どうやらこの土鍋で蒸すようです。
中には石。
これに店員さんがお水を注ぎ、せいろを乗せます。
たちまち湯気が出始めました。
しばらく待ちます。
味噌玉とぬか漬けです。
味噌玉は三種。
ひとつずつ選びます。
干したレンコン、シイタケ入りの八丁味噌の味噌玉。
ぬか漬けはズッキーニとキュウリとコリンキー。
それぞれ小皿に取り分けたのですが、一種類ずつ残った様子が・・・
見えちゃうとつい、やらずにはいられない。
蒸し物。
エビと豚と小松菜の水餃子。
夏野菜蒸し。
トウモロコシの蓮葉包み。
蓮葉に包まれた陰から蓮の実が顔を出しています。
トウモロコシがぎっしり。
蓮の実はホクホクでした。
けれど、蒸し物と言うならもう少し熱々だった方が良かったかなー。
せっかくあんな土鍋を使ったパフォーマンスで、目でも楽しめるのだから、しっかりと蒸しあがった状態を見せていただきたかった。
これがメインだと思うので、それだけがとても残念。
(このことはアンケート用紙に記入しました。こんなにこだわったお料理なのに、もったいないですから)
蓮の花茶。
蓮餅と枇杷のみつ豆。
フォークが!!!
スープスプーン、ヘラ状スプーン、フォーク、3つとも竹製でした~~
(こういうのに弱い)
(でも食べにくい(笑)
蓮餅の弾力、半端ないです。
フォークで切れません。
そして枇杷のコンポートの美味しいこと。
いったい何で煮てるの!?それとも枇杷独特の味なのかな? 聞きたいくらい。
蓮の実が二つ。
トウモロコシご飯に一つ。
全部で三つもいただいてしまいました。
蓮の実、正直言って見た目が苦手です。
何とも言えない不快感を感じます。
これは「集合体恐怖症」というものだそうで、酷くなると吐き気やめまい、パニック症状を引き起こすこともあるとか。
私はそこまでひどくはありませんが、もし苦手ならこのリンクはスルーで。(種の画像が少しだけあります)
蓮の実の効用
美肌、疲労回復、筋肉や骨格の強化、デトックス効果が高いです。
見た目に反して優れもの。
でも、ちゃんとひとつひとつ収穫されたら大丈夫ですよ~。
あの、花托にくっついてる状態が嫌なだけですから。
蓮の花茶は、くき茶よりもずっと飲みやすくハーブティーのようでした。
毎年作られているという器もお料理に合って素敵でした。
目でお花を楽しんで、舌でも楽しんで、本当に良い一日でした。
蓮料理は期間限定です。
今年は、6月26日~8月16日まで。要予約。
3500円(税込3780円)です。
お問い合わせは石仏観光センターまで。
蓮のマンホール、発見!
長距離の旅のあとの、地元の空。
大分はお天気ながらも怪しい雲が広がっていたのに、こちらはキレイな青空でした。