2017年 10月 28日
山菜料理 惣助(朝倉郡東峰村)
行者杉の入り口の、道路を挟んだ向かい側に、山菜料理のお店「惣助」があります。
ここに来たときにいつも看板を見ながら通り過ぎるだけで、気になりつつも入ったことがありませんでした。
この日は思い切って入ってみることに。
古民家風の佇まい。
観光シーズンでも車はかなり停められるかもしれません。
入り口。
手作り感が溢れすぎている看板。
ヤマメの絵が・・・!!
可愛いですね~。
席はすべてお座敷。
お客さんが少なかったためか、お好きな席に、とのことでした。
2人掛け用のテーブルは、真ん中が空いていましたが、お盆で上手にふさいでありました。
冬場はしし鍋料理もあるとのことなので、そのときに火を使うためのものなのかもしれません。
定食には細かく料理名が書いてあります。
定食(A)、(B)とありますが、Bの方にはヤマメとこんにゃくが付かないようです。
せっかくですから、もちろん山菜定食(A)です!
(一人で定食を食べる女・・・・)←アリですか、ナシですか?(笑)
友人の間でしばらく盛り上がりました
前菜が色とりどりでキレイです。
ピンクのかまぼこみたいな形のものは、山芋でした。
山菜ですもんね~~♪(かまぼこじゃなくて良かった)
だご汁と米ナスの田楽。
山地方はだご汁を扱うお店があちこちにあります。
熊本でもよく見かけました。
田楽はお店の一番人気だそう。
とても美味しかったのでよくわかります。
けれどかなり濃い目の味付けだったので、私にはお味噌半分でもいいくらいでした。
このナス田楽は、ないときもあるそうです。
ナスも季節ものですから、冬場は手に入らないときもあるんでしょうね。
可愛い形の串こんにゃく。
ピリ辛煮です。
味がしっかりと中まで染みていました。
こんにゃくってこんなに味が染みるものだったんですね。驚きました。
(今度、砂糖揉みしてみます)
ど~ん。
顔、こわ~い。噛みつかれそう。
実際には私が噛みついてやりましたが(笑)。
お魚の食べ方には自信があります。
キレイに骨だけにするので、お見せできるくらい。
鯛の九つ道具探しも好きです。
鯛中の鯛なんて、壊さずに完璧に取り出せます!
・・・マニアックすぎますね。
器は地元小石原焼きのもの。
小石原焼きと言えばすぐに思い浮かぶ飛び鉋の模様を始め、色々な器にお料理が盛られていました。
だご汁のお椀になっていたお茶碗?がとてもかわいくて気に入りました。
鉋で渦巻き模様が付けられてあるのです。
お茶碗で使いたいなーと思いました。
探してみようかな。
お店の入り口にもモミジ。
紅葉と大杉とお料理。
三拍子そろった楽しい一日でした。
山菜料理 惣助(東方見聞録)