2017年 11月 27日
大山祇神社(飯塚市桑曲)
国道200号線(冷水峠)から夜須高原へ向かう道(438号線)沿いに、林の陰になるようにひっそりとたたずむ神社があります。
秋月へ行くときにいつもその道を通るので、毎回気になって気になって。(こういうのばっかり)
なのになぜか、時間があるときでもそのまま通り過ぎて行ってしまうような神社でした。
けれど、今日は止まりましたよ~。
とにかく、神社の入り口に立っているイチョウがキレイ。
見ている間中、ヒラヒラハラハラと扇形の葉っぱが舞い落ちてくるのです。
黄色いから日差しを反射して美しいことと言ったら!
道路の落ち葉までキレイに見えます。
イチョウの葉に飾られた石段。
ここから見える境内は周りを木々に囲まれ薄暗い感じです。
大山祇(おおやまつみ)神社。
こちらは愛知県今治市に総本山を持つ神社。
山の神様、そして海の神様も兼ねていて、日本全国土を守護する神様だそうです。
御分社は全国に10000余り。
すごい数ですね~。
この地は何処に行くにも山に囲まれ、山越えしないとどこにも行けない土地です。
そんな場所だからこそ、山の神様への信仰は篤いのでしょうね。
調べてみると、この一帯、大山祇神社は4社くらいありました。
手水所は新しいです。
改装されたばかりのよう。
水道になっていて、蛇口をひねると水がでます。
参拝の都度、水が出るようにしてあるようです。
奥に見えるのが拝殿。
ところどころに小さな祠があります。
こういうのも珍しいですね。
いったいどなたがお祀りされているのでしょう。
境内もイチョウの葉が敷き詰められています。
狛犬さんは見当たらず、代わりにというか、牛像が2体。
拝殿内は周りに壁がなく、御簾のようなものがかかっているだけ。
上には扁額や絵が飾られています。
この手の拝殿は懐かしい~。
小さい頃遊んでいた神社がこういう拝殿の造りでした。
上に上がって遊んでいても、神様は許してくださっていたように思います。
ご本殿。
薄暗いのでもっと近寄りがたい雰囲気かと思ったのですが、そんなことはありませんでした。
落ち葉で散らかってますけど、荒れた感じは全然しません。
とても清々しく爽やかで、気持ちのいい神社でした。
こういう自然な姿もいいですね。
iPhoneでの写真をちょっとフィルター加工してみました。
雰囲気が違って見えます(笑)。