2018年 02月 11日
岩嶽稲荷大明神(田川郡赤村)
田川郡赤村の岩嶽稲荷大明神に行ってきました。
ここは以前、道に迷って偶然見つけたお稲荷さんです。
今回も向かおうと思っていなかったのに着いてしまいました。
超絶方向音痴の私が2度も辿り着くなんてとっても凄いことなのです。
iPhoneナビを見ながらでさえ怪しいことが多いというのに・・・
きっとここにはご縁があるのでしょう。
何故か気になる名前のお店。(営業してるのかな・・・?)
総本山の伏見稲荷大社の御分社ですって!
なんだか由緒あるお稲荷様ですよ~~。
農業神、そして鉱業神・・・
鉱業神って。
どこかでここ赤村の地名について考察されていた文章を読みました。
「赤」が付くということは、ここに鉱山があり、金属を産出していたのではないか、と。
その考察によるとどうやら水銀だったとのこと。
由緒誌に鉱業神信仰と書かれてあるのを見てそれを思い出しました。
そういえばここに並んでいる鳥居の中に、銅製らしきものも何体も建てられているのです。
稲荷神社は商売繁盛や縁結びだと思いきや、その土地土地の生活によって信仰が変わってくるのがとても面白いですね。
神弧さん。
こちらを見ています。
こうやって並んでいる鳥居もお稲荷様ならでは。
この鳥居、緑青が出ているように見えるので銅製なのでは、と。
叩いてみたのですが、よくわからないのです~~(;^_^A
奥に見える朱色の鳥居が目を引きます。
手水舎。
時々雪がちらついたりしていましたが、ここに来て陽の光が・・・
(下に落ちてるのは大きな氷)
氷がーーー
あまりにもキレイに見えるのでパチリ。
龍神様もおられました。
そうなんです!
これが私がいつも何気に呼ばれる理由ではないのかと。
龍神様は、私の産土神様なのです。
今日は鳥居のトンネル?に一歩入った瞬間から、光が撮れるのではないかなーと思ってました。
予想通りです!嬉しい♪
ありがとうございます。
後光に手を合わせながら進みます。
ありがたや~
気づいたのですが、ここって下り宮?
ご本殿が少し下ったところにあるのです。
この先がそうです。
そして不思議なことに、参道の正面ではなく、右奥にお祀りされてあるのです。
神様のおられるご本殿がこちらを向いていないなんて、珍しい造りだと思います。
参道から真正面にはもうひとつ祠があります。(これも横向き)
ご本殿は拝殿に入ってすぐ右です。
お札やおみくじが置いてあります。
社務所は祭典のときしか開けていないのでしょう。
絵馬などはその時しか授与していただけないのかも。
ちょっと変わったお顔立ちの神弧さん。
子どもの頃はこの神弧さんが怖くて怖くて・・・
今でもちょっと畏怖を感じることがありますが、平気です。
写真で見るとなんだかミニチュアっぽく見えますねーー。
でもこれも実物大の鳥居です。
参道から外れたところに並んでいました。
新しい鳥居のようです。
新規に寄贈する方のためのものでしょうね。
仮置き場なのか、参道に並べられないからそこに置いてあるのかはわかりませんが。
鳥居を出て、もう一度一礼。
空気が冷たく澄んでいる感じでした。
とても清浄さを感じる神社。
少し近寄りがたい雰囲気もあります。
この清浄さと清涼さは気温のせいなのでしょうか・・・
一度夏に来てみたいです。