2018年 03月 27日
甘水(あもうず)の銘水(朝倉市甘水)
2018年3月26日。
とても良いお天気に加えて一日フリーだったので、秋月までお水を汲みに行ってきました。
かの最澄が一口飲んで「甘い!」と言ったと言われる「甘水(あもうず)の銘水」です。
甘水という土地名もそこから来ているのでしょう。
いつも秋月方面へ行くときは、冷水峠から行きます。
途中、夜須高原へ行く方へ右折してずっと山を上っていくと、途中右側に大山祇神社があります。
この日も立ち寄ってお参りしました。
神社を通り過ぎ道なりに進んでいくと、T字路に出ます。
写真↑のように案内板が出ています。
左に行くと桂川。
右に行くと朝倉。
右に行くと、白坂峠に入る手前の左側に「あぜみち」さんというお豆腐屋さんがあります。
ここのお豆腐が絶品!
土日などは午前中でほとんど売り切れてしまうという人気ぶり。ここも知る人ぞ知る名店です。
私の中のベストオブ豆腐ですね~。
白坂峠に入るとかなり道は狭くなり、離合も厳しいほどの道幅になります。
時々対抗車がスピードを出して走ってくることもあるのでかなり神経を使います。(見通しもあまりよくないので)
走りにくいのですが、晴れた日は木漏れ日が差して、深い森の中を走っているような感じがします。
好きな道なのです。
それにこのルートが一番近いし・・・
峠を越えると、322号線とぶつかるT字路に出ます。
左に行くと八丁峠~嘉麻。右に行くと秋月。
秋月の清流庵や、ちきた、秋月城址に行くには左折した方が近いですし、行きやすいと思います。
私は先にお水を汲みにいくので右折です。
道をどんどん下っていって、橋のところの十字路で左に行くと秋月の町の中。パン屋さんなどがある通りです。
右の細い道に入っていくと水汲み場方面です。
広々とした田んぼと川が広がる中、こんな看板が立っています。
逆から撮ったので矢印が反対ですが、右折します。
こんな感じの素朴な建物です。
水汲み場として整備される前は一時期放置されて荒れていたとか。
こうしてきれいになってからはたくさんの人がお水を汲みに来る場所になっています。
由来です。
最澄の七仏薬師についても書かれてあります。
100円を入れてその横のボタンを押すと水が出ます。
またボタンを押すと一時的に止まるので、水を汲む場としてはかなり優秀。
容器を取り換える間、ダダ洩れになることがありませんから。
20リットル100円とありますが、20リットル以上は出ます。お得です(笑)。
水汲み場のすぐ横に、丘の上に上がる階段があり、その上にお宮があります。
この階段、いいですね~~~。
小さなお社ですが、神様がお祀りされてあります。
こちらが本来の参道でしょうか。
ここから来ると、この鳥居をくぐってお参りができます。
天満宮・・・・と書いてあるんですよねぇ?
ここに立つと大抵逆光になり、お社がとても神々しく見えるのです。
あんな写真を撮ったというのに性懲りもなく拝殿を撮影・・・
でも今日は明るくて気持ちがいいので大丈夫。
この日は結局四社回って何枚も写真を撮りましたが、気になるものはありませんでした。
お宮から見える景色。
この辺りは遙拝所がある神社もあり、御山がご神体とされているようです。
どの御山なのかはよくわかりませんが、あの山も神様の姿になるのかなー。
ここのお水は本当に美味しくて、鈍感な私でさえ味が違って感じられます。
特に、コーヒーやお茶をこのお水で淹れるとはっきりと違いがわかります。
まさしく甘露!
いつまでもこの水質を保っていてほしいです。
甘水の銘水(福岡よかとこ.com)
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