2017年 07月 31日
六月の風(阿蘇市黒川)

今回の旅の宿泊場所、「六月の風」さんです。
すっかり子供に帰ってしまうようなワクワクするホテル。
うーん、ホテルというのもちょっと違う。
客室がトレーラーハウスなのです!!
(初めて!!!(*´▽`*)
夜遅くのチェックインになってしまったので、車から出た途端、セミやらカナブンやらがぶつかってきました。
襲撃を受けつつ、お部屋へ。

エアコン完備。
ミニーちゃんがお出迎え。
(このソファはベッドになります)

お部屋の一番奥には二つ並んだコンパクトなベッド。
狭く見えますけど、十分のびのびと寝られます。
むしろこの狭さが屋根裏部屋感というか、隠れ家感?をかもしだしていて、いい感じ。

引き出しや物入などの収納場所も豊富です。
ここって長期滞在型かな?
(でも一泊5000円だしなー)←つい現実的な独り言が・・・

電子レンジあり。
保温ポットの中にはお湯。そしてお湯のみと急須。

冷蔵庫も完備。

入り口はこんな風になっています。
ちゃんと鍵もかけられます。
水道、ガス台もついていますが、使用禁止とのこと。
こんな風になっていますが、コンドミニアム型ではありません。
ちゃんとホテル型です。
というのも、こちらの売りはお料理。
一泊二食付きのプランが基本です。
それと素泊まりの2プランのみ。
お食事は食材からとてもこだわってあり、それを提供したいとのことなので、アレルギーなどの対応は不可だそう。
私と連れの友人はどちらも食べられない食材があるので、素泊まりプランでした。
トレーラーハウスは2台しかないので、1日限定2組のみです。
この日はチェックインがとても遅くなり、それからお部屋の写真を撮ったので、薄暗くなってしまいました。
日中はもっと明るいです。

翌朝、前の日に見られなかったお庭をウロウロ(笑)。
入り口にはこんなかわいい看板がありました。

入り口です。
夜になると周りは真っ暗になり、上の方にある電球が点くのみ。
もちろん、敷地内には明かりがありますが、通りへ出る私道は闇!
小さな案内板しか立っていなかったので、昨夜は見えずに通り過ぎてしまう有様でした。
無事に着きましたけど(^^;

敷地内は広場になっています。
左奥にはツリーハウスもありました。
子どもたちが遊べそう。
もう1組のお客さんたちはご家族のようで、お子さんの声がしていました。
私も子どもが小さいころ、連れてきたかったな~

入り口を入ったところでもうこの光景。
テンション上がります!

右の道をまっすぐいくと、受付がある建物へ。


こちらに泊まりました。

室内はトイレ・シャワー完備ですが、とても狭いので別棟にトイレとお風呂が設置されています。
ここはお風呂。
一人用の五右衛門風呂みたいな形。
と言ってもお湯は蛇口から出ます(笑)。

二人でも入れないことはありませんが、脱衣場所や荷物置き場が一人分くらいのスペースしかないので、交代で一人ずつ入った方が良さそうです。
でも夜に一人では怖いかも。
(お風呂は22時まで)


そしてトイレ。
畳にビックリ。
更に広さにビックリ。
畳敷きのトイレなんて生まれて初めて。
半端なくくつろげます。
お昼寝すらできそうな雰囲気。
(トイレでお昼寝!!!!)


何もかも私のツボにピッタリ。
室内トイレ&シャワーと、お風呂はちょっと厳しいけれど、近くに温泉がいくらでもあるので、入浴だけは外で、と言う形もアリです。


緑がとてもキレイです。
お手入れが大変だそうで、10日に一度草刈りをされているそうです。


小学低学年くらいからのお子さんを連れたファミリーやアウトドア好きな人なら、きっと楽しい思い出ができるはず。
子どもは大きいし、アウトドア体験が豊富なわけでもない私でも(素泊まりでも)、とても楽しめました。
六月の風
2017年 07月 31日
高千穂峡ライトアップ(宮崎県西臼杵郡高千穂町)

車内で19時前まで待ち、そろそろ様子を・・・と外へ。
それでもまだ明るかったです。
やっぱり夏だなー・・・
夕方に見た場所と同じところでまたパチリ。
ボートが少し見えるようになっていますが雨が降ったりやんだりだったので、靄はまだまだ残っていました。

歩道に竹灯籠が下げてあり、明かりがついていました。



こうしてみると周りがだんだん暗くなっていっているのがわかりますね。

滝を照らしているのはこんな感じのLEDライト。


ライトに照らされて葉っぱもキラキラ。

下へ降りる階段も足元が明るいので安心です。

真名井の滝。
ライトの色が変化していきます。






何もなく、ただライトが滝を照らしているだけ。
もしかしたら、これがいいのかもしれません。
蛍でもなんでも、商業化されていて周りに何かあるのに慣れていて、それがない環境だと不便に感じたり寂しく感じたりする。
でも実は、なんにもないのが本当の姿。
ライトアップだって作られた姿なのですから、間違いなのかもしれませんね。
けれど、これも人と自然との共存の姿のひとつ、なのではないかと思ったりもするのです。
高千穂峡ライトアップ2017
2017年 07月 31日
高千穂峡(宮崎県西臼杵郡高千穂町)・3

高千穂峡・2
遊歩道。
上りの石段が続いています。

あの橋のところまで行けます。
とても年季の入った橋に見えますね〜。

「とり塚」?

先ほど、廃墟っぽい、とか言ってしまった建物・・・
ちゃんとお店として営業されています。
(ごめんなさーい)
ここまで遊歩道を歩いてきた後に、ホッと一息つけるというのはいいですね。
この日は閉店間際の時間帯だったので、そのまま通り過ぎました。

あららぎ乃茶屋、との看板。

擬宝珠付きの古い欄干。
苔むした姿が年期を感じさせます。


来た方向とは逆の方に続く遊歩道。
この先を進むと高千穂神社に繋がるそうです。

面白い奇岩。
この穴の中に渦巻きが発生して、中の石が回転することによってできた穴だそうです。
大きな足跡のようです。
橋のところでいったん歩道は終了。
これからまた戻っていきます。

遊歩道入り口まで戻ってきたあと、駐車場へ向かいました。
この後のライトアップにはまだ明るすぎるので、車内で点灯を待つことに。
鯉の泳ぐ池の前でふと上を見上げると・・・
岩に半円の形。
この岩形は「月形」というそうです。

スサノオノミコトが彫ったとされているんですから、人の手で彫られたというわけではありませんよね・・・?
相対する日形もあったなんて凄い!
見てみたかった~~~

鯉の泳ぐ池にぽつんとお社。

神社の名残のようです。

今は鵜ではなくて、カモ??が佇んでいます。

売店などがあるところに黄色のポスト!

ここからお手紙を出したらなんだか想いが伝わりそうですね。
(そういえば最近全然手紙なんて書かない・・・)
ライトアップシーズンだというのに、売店は18時前にはすべて閉店していました。
昼間は受付に人がいる駐車場も無人に。
ライトアップは無料、ということのようですが、これだとちょっと休憩したいな、っていうときに天候が悪ければ車がない人は困りますね。
というか、自家用車じゃないとライトアップを観るのは不可能に近いかと。
わざわざ手をかけて開催しているのにちょっともったいない気がしました。
2017年 07月 31日
高千穂峡(宮崎県西臼杵郡高千穂町)・2

本当に心底暑く、ありとあらゆるところから汗が出ている感じだったのですが、戻ろうとは全く思えない。
身体の不快感など消し去ってしまうくらいのパワーがあります。




遊歩道から見える杉の木々も圧巻。



ところどころに大きな穴があります。
それぞれに名称があるようですが、確認不足です。


これが自然にできるなんて。


上の方に橋が見えます。
行くことが出来るようです。
その向こう側にもまだずっと遊歩道が繋がっていました。



わ。
廃墟っぽい。
(・・・ぽい、のですけど、ちゃんと営業されています(汗)
(でもなんか事件が起こりそう。絵になる建物です)
(・・・不謹慎でした)

この辺りまでくると、少し下がっているせいなのか、フッと涼しくなりました。
勢いのある流れからの風が吹いてくるからなのかも。
ここ一帯は涼しかったです。

高千穂峡・3へ
2017年 07月 31日
高千穂峡(宮崎県西臼杵郡高千穂町)・1

2017年7月29日。
ずっと行きたかった憧れの高千穂峡に、とうとう行くことができました。
この時期はライトアップが行われていて、今年は夕方18時半~22時までの間、高千穂峡でも有名スポットである真名井の滝周辺がLEDライトで照らされているそうです。
それも目的のひとつだったのですが、何より明るいときに景観を見てみたかったので、早めに向かいました。

車を降りた途端、ものすごい迫力の崖が目の前に迫ってきました。
圧倒されます。

この日は直前まで雨が降っていたので辺りは靄で真っ白。
川にはボートがつないでありますが、それもよく見えないほど。
でもまたそれが幻想的だったり。
(水かさが増えているのでボートの貸し出しはありませんでした)

真名井の滝を反対側から。

見事な柱状節理。
長い長い時間をかけた自然の芸術作品ですね。

あーーーー!これです!!!!
ここ!
向こう側が真っ白でよく見えないのがまたいいですね。
水量の落ち着いたときにはこの間をボートが行き来しているのでしょうね。
乗りたかったな~~
(この日は時間的にも無理)

雨に濡れた遊歩道。




凄まじい(と言っても決して大げさではありませんでした)湿気と暑さ。
渓谷なので涼しいのかな、と思っていたのですが、気温が高い上にミストが!(笑)
身体中に湿気がまとわりついていました。
もちろん、汗びっしょり。
遊歩道は階段なので更に汗びっしょり(笑)。


河原に巨石。
「鬼八の力石」、約200トンだそうです。



涼し気な滝・・・・
(実際はどこにいても暑い)

カモも水浴びしてました。
暑いよねーー
高千穂峡・2へ
2017年 07月 30日
久木野庵(阿蘇郡南阿蘇村)

曇り空のタデ原湿原(大分県玖珠郡)。
阿蘇くじゅう国立公園に含まれ、国内最大級の広さを持つ湿原です。
夏休みに入り、湿原では小学生がガイドを体験。
お客さんの前で一生懸命に湿原の植物や生き物について説明をしてくれていました。

今回、ヒゴタイが咲いているというので来てみたのです。
湿原の中にぽつんぽつんと紫色のボールのような花が見えます。
似た花にルリタマアザミというのがありますが、同じ属で別種のようです。(120種くらいあるとか)

黄色い蝶々がとまりました。
紫に黄色、そして背景は緑で見惚れるほどの可愛さです。

蝶々は逃げずに花のまわりを飛び回っていました。
途中で蜂も仲間入りです。
蕎麦・久木野庵。



自家製粉、手打ち蕎麦のお店です。
(蕎麦粉は国産の表記は無し)

店内の様子。


ざるそばセット。
お蕎麦はコシのある細麺。
キレイな蕎麦です。
そしてつゆは辛口ですね。
野菜小鉢三種にちりめん山椒の乗ったご飯付き。

野菜はどれもみずみずしくて美味しいです。
熊本はお野菜が美味しいですね。
タデ原湿原
久木野庵
2017年 07月 24日
身を護る方法
思い切って護身法を身につけようと思います。
威力の強い護身法なので、軽い気持ちで身につけて大丈夫なのだろうか、という不安があり、思い切るまでに2年くらいかかりました。
いつもは訪問者に対してお題目を唱えていて、それも効くには効いたけれど、以前から魔除け代わりにと不動明王の真言(小咒という短いもの)を覚えていたので、今回、(妙に冷静に)お題目ではなくてこっちだ!と、それを唱えたのです。
私程度のものが唱えるのですから、パワーはたかが知れていますが、それでも気配が消えました。
その後、件の護身法が不動真言を唱えるものだとわかり、驚きました。
不安を感じ敬遠していたのに、結局自分から近づいて行ってたのです。

師匠からお借りした冊子。
そっちの関係の師匠というわけではないけれど、色々教授いただいているので、もはや何の師匠なんだかわからない感じ(笑)。
もう一人、マクロビオティックの師匠も、セラピストは負のエネルギーを受けることが多いので短命なのだと。
自身を護る術は必要だというようなことを言われます。
そちらは真言ではなく、ひふみ祝詞の方なので、護るというより浄化かな。
2人の師匠が、カタチは違うけれど同じようなことを言われるのが面白い。
そして私の中では、どちらを選ぶとかそういうことではなくて、同時に存在し、矛盾はなし。
手段が違うだけで、到達地点は同じではないかと思うから。

九つの印と、少し長めの真言(慈救咒)は、それほど苦労することもなくあっさりと頭に入りました。
小咒を覚えたときは、長いのはとても覚えられないから、と思っていたのに。
やっぱり時期だったのかなー。

私はヒグラシだと思うけれど・・・
個体差が結構あるので色や大きさで一概に判断するのは難しいです。
ヒグラシは彼岸からのメッセージを届けてくれるとのこと。
一体誰に届けたいのか、庭はこの時期大合唱が凄い。
夕方はどこを歩いてもヒグラシ三昧。
あ、メッセージがきた、と穏やかな心境で聴くまでにはきっと時間がかかります。
それまで毎夏この大合唱の中にいなければならないのは厳しいかもなあ。
おとうふメンタルだから。
2017年 07月 23日
かみさまがすまう森のアート展/御船山楽園(佐賀県武雄市)・2

「神様の御前なる岩に憑依する滝」というタイトル。
なんにもない真っ暗な空間から滝が流れ落ちてくる様子に見入っていました。


岩を流れる水。


ちょうど岩の後方に祠。
神様の御前なる岩、でした。

大きな岩に鮮やかな色の魚たちが泳ぎ回っています。

まるで宇宙のようです。

順路を進んでいくと、建物の中に入りました。
外の蒸し暑さから一転した涼しさ~~~
室内ですから、冷房がしっかり効いていました。
今はもう使われていない、旧大浴場だそうです。
そこで、色とりどりの生き物たちが空間いっぱいに動き回っています。
これは、お客さんたちが描いた絵。
生きているようです。
自分の描いた生き物を探すのも楽しいでしょうね。



廃墟となっている浴場の古びた壁や床が、今は鮮やかです。

外に出ると周囲はこんな感じ。

室内の鮮やかさとは対称的ですね。


壁掛け様式の竹灯籠。

一か所で長居したつもりはなかったのですが、全部は回れませんでした。
チームラボのサイトでも、全部の写真が上がっているわけではありませんので、残念です。
そして、とにかく暑い!!
いくら夜とはいえ、真夏に行くのはちょっと厳しいかもしれません。
もう少し涼しくなってからがいいですね。
チームラボ「かみさまがすまう森のアート展」
2017年 07月 23日
かみさまがすまう森のアート展/御船山楽園(佐賀県武雄市)・1

(7月14日~10月9日)
昨日の22日、行ってきました。
(後々考えたら、こんなに暑いときに行かなくても、10月までやん!)
武雄の街全体でライトアップのイベントが行われていて、同時期に武雄神社、大楠、図書館、武雄温泉楼門などが照らされています。
(武雄のあかり展)
その中でも御船山楽園はプロジェクションマッピング様式になっていて、かなりの規模。
広い敷地全体に展開されています。
去年はわずか1作品だったのが、今年は14作品も展示されています。
(資生堂presentsになったから?)

武雄には何度か来ているのに、ここは初めてです。
昼間の様子は全然知りません。
紅葉の時期にあちこちのSNSで写真が投稿されているのを見たことがあるだけ。
武雄に来る目的と言えば、いつも武雄神社の大楠ですしね(笑)。

入場料は大人1600円。
(ちょっと悩む金額です)
入って少し歩くと大きな池が見えてきました。
水面に蓮の葉が写り、鯉が泳いでいます。

しばらく見ていると、船頭さんが船をこぎだしました。
静かに中央へ出てきます。
鯉や蓮などの動きは設定されているのではなく、この櫂や船の動きに反応して動くのだとか。
そんなことが出来るのですねー!
まるで生きているみたい。
(量子学的には有り?)

ゆっくりと泳いでいた鯉の数がだんだん増えていき、船のところに集まってきたあと、水面は一転。

魚たちに導かれるように光の帯が。




実際はもっとキレイでした。
iPhoneカメラではこれが限界・・・

ところどころにスタッフが立ち、順路を説明してくれています。
危なくないよう、足元もしっかりと照らされています。


光によって次々に表情を変えていく木々。




山を背景に広がるツツジたち。
光の動きがとても幻想的でした。





竹灯籠もありました。
かみさまがすまう森のアート展/御船山楽園・2へ
チームラボ「かみさまがすまう森のアート展」
2017年 07月 21日
射手引神社の宮移り(嘉麻市上山田)・2

いよいよ、上の階段での舞です。
私は中段のところで観ていましたので、ここからは上を見上げる形になります。
下から観るのも迫力があります。


2組目の獅子たちが中段へ上がってきました。
こちらも力いっぱい舞っています。

この2組がどう違うのか、よくわかりません。
舞いの一部が少しだけ違っているような気もしたのですが・・・
気のせいかも。
こちらの獅子頭には鈴がつけてあり、振ると音が鳴ります。
が!振らないと鳴らないので、しっかり振っているかどうかが丸わかり。
それはそれは叱咤激励の言葉が飛んでいましたよ~~~


こちらの組も上の階段へ。

獅子舞について、参拝客も階段を上っていきます。


無事到着。
けれど残念ながらここでタイムリミットでした。
この先を観ないまま帰らなければならず、とても残念でした。
今回、階段を上りきるまでが約1時間。
長いと思っていましたが、あっという間に感じました。
上では神殿に入るまでずっと舞が続けられるのでしょう。
あ~~~ 来年こそは最後まで観たいです!!
射手引神社